2008年3月29日

[スペイン語・14] 点過去

スペイン語の過去には2種類の表現がある。

1)点過去 (・・・した) ※書籍によっては完了過去
2)線過去 (・・・していた) ※書籍によっては不完了過去


■点過去の活用    

○ar 動詞の場合(規則動詞)   

不定詞語末の ar を切り捨てて、   
-é, -aste, -ó, -amos, -asteis, -aronを添える   

原型が -car, -gar, -zar, -guar などで終わる動詞は   
音質を変えないために一人称のみスペルが変わる    
-car -> -qué    -gar -> -gué    -zar -> -cé    -guar -> -güé  


○er/ir 動詞の場合(規則動詞)   

不定詞語末の er/ir を切り捨てて、   
-í, -iste, -ió, -imos, -isteis, -ieronを添える   

er動詞の一人称複数形は現在と点過去の区別がつかない。   

直説法現在で語根母音が変化する er動詞は、規則どおり活用   
直説法現在で語根母音が変化する ir 動詞は、語根の母音も同時に変化    
sentir -> sintió, dormir -> durmió など   

活用の中で i が 2個の母音にはさまれる時、i を y に改める    

不定詞が -aer, -eer, -oír, -uir で終わるもの   
dar, ver は単数一人称・三人称はアクセント記号をつけない  


○不規則変化の動詞の場合   

活用については、単数一人称の形さえ分かれば規則的であるが、   
どれがその「不規則変化」の動詞なのかは憶えるしかない   

-e, -iste, -o, -imos, -isteis, -ieron   
haber, tener, estar, andar, poner, poder, saber, caber, querer   
hacer, venir, decir, traer, producir  


○特に不規則変化の動詞の場合   

ser, ir は共通の活用となる。   
fui, fuiste, fue, fuimos, fuisteis, fueron


※教材 白水社「スペイン語の入門」

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