スペイン語の過去には2種類の表現がある。
1)点過去 (・・・した) ※書籍によっては完了過去
2)線過去 (・・・していた) ※書籍によっては不完了過去
■点過去の活用
○ar 動詞の場合(規則動詞)
不定詞語末の ar を切り捨てて、
-é, -aste, -ó, -amos, -asteis, -aronを添える
原型が -car, -gar, -zar, -guar などで終わる動詞は
音質を変えないために一人称のみスペルが変わる
-car -> -qué -gar -> -gué -zar -> -cé -guar -> -güé
○er/ir 動詞の場合(規則動詞)
不定詞語末の er/ir を切り捨てて、
-í, -iste, -ió, -imos, -isteis, -ieronを添える
er動詞の一人称複数形は現在と点過去の区別がつかない。
直説法現在で語根母音が変化する er動詞は、規則どおり活用
直説法現在で語根母音が変化する ir 動詞は、語根の母音も同時に変化
sentir -> sintió, dormir -> durmió など
活用の中で i が 2個の母音にはさまれる時、i を y に改める
不定詞が -aer, -eer, -oír, -uir で終わるもの
dar, ver は単数一人称・三人称はアクセント記号をつけない
○不規則変化の動詞の場合
活用については、単数一人称の形さえ分かれば規則的であるが、
どれがその「不規則変化」の動詞なのかは憶えるしかない
-e, -iste, -o, -imos, -isteis, -ieron
haber, tener, estar, andar, poner, poder, saber, caber, querer
hacer, venir, decir, traer, producir
○特に不規則変化の動詞の場合
ser, ir は共通の活用となる。
fui, fuiste, fue, fuimos, fuisteis, fueron
※教材 白水社「スペイン語の入門」
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